MANUAL |
TOP PAGE |
LINK |
メニュー | |||
数理モデル | |||
数理モデルによる分析と予想とは | |||
確率とゲーム理論 | |||
KHRIのグラフの見方 | |||
人工知能 | |||
株価分析 | |||
株価予測 | |||
株価予想 | |||
株式投資 | |||
投資情報 | |||
銘柄選び |
2020年5月3日
KHRIのグラフは、横軸(X)が時間(年)、縦軸(Y)が株価で、分析実施時点の株価( 黒● )、過去の株価推移( 青 )、数理モデルによる株価予測( 赤 )と、それらの情報にもともとに計算されたデータがプロットされています。 株価予測を簡単に眺めるには、 太い青線の過去の株価 と 太い赤線の予測株価 のみを見ると良いでしょう。
|
KHRIのグラフは大きく分けると、左側の過去の株価データと、右側の未来の株価予測 に分けられます。それらを分離してプロットすると以下のグラフになります。それぞれの詳細を以下に説明します。
|
|
グラフ中の 太い青線 は過去の株価データを示します。過去の株価は、データ分析前処理及びグラフの見やすさの為に、株式分割データを用いて補正を実施した値です。 黒● は分析実施時点の株価を示していますが、必ずしも最新の市場での値ではありませんので注意してください。
|
過去データから計算された統計データについて説明します。グラフに表示されている範囲の過去株価推移から計算された最大最小値( 細い赤直線 )、分散σの幅( 細い青直線 )、平均値( 緑直線 ) がプロットされています。これらの統計データを見ることにより、現時点の株価が変動レンジの中でどの位置にいるのか知ることができる。
|
ここで、上記の単純な統計データでは不都合な場合がある。それはデータ全体が増加傾向または減少傾向にあるときである。例えば株価が常に増加傾向である場合、過去データの単純平均は現在の株価に対して常に低めに計算される事となる。その為、全体の傾向(トレンド)を考慮した統計データの計算が有効となる。過去データのトレンドは直線近似(下図の 緑直線 )となる。
|
過去の株価データからトレンドの値( 緑直線 )を引いたデータが、下図の 太い青線 となる。このトレンド分を差し引いた過去の株価データを用いて先程の統計量を計算した結果が、下図の最大最小値( 細い赤直線 )、分散σの幅( 細い青直線 )、平均値( 緑直線 ) となる。
|
上記のトレンドを考慮した統計データの値から、再びトレンドを足し合わせてもとの株価に直したグラフが以下となる。
|
ちなみに、分析時点の株価、単純な平均値、トレンドを考慮した平均値の現時点での値は、グラフの上部に数値を記載している。数値の後のカッコ内のパーセンテージは分析時点の株価との差分の割合である。一番右側の ★★★★★ は売買総額の指数規模を5段階で示している。
以上で説明した過去の株価データと統計データをすべて重ねると以下の過去の株価データのグラフとなる
|
グラフ中の 太い赤線 は数理モデルにより計算した株価予測データを示します。 黒● は、これまでと同じく分析実施時点の株価を示しています。
|
以下のグラフの 細い緑線 は過去8年分の株価予測データを示します。過去の株価予測データを見ることで、この銘柄の予測値の安定性を見ることができ、予測データが1本の線に収束しているほど予測結果が過去から安定していることを示しているので、将来の予測データの信頼度も高いと考えられます。
|
上図の過去8年分の株価データの広がり程度を見やすくするために、各時点における8年分のデータの 上下限範囲をクリーム色面で着色 、 分散σ 範囲を黄緑色面で着色 した図を下に示す。
|
以上で説明した株価予測データをすべて重ねると以下の未来の株価予測のグラフとなる
|
最後に確認のため、過去の株価データと未来の株価予測を全て重ねた完成形を示す。
|
*資料提供:Kids-Hero Research Institute.